私立中学受験科ブログ

2015年6月アーカイブ

私立中学入試勉強会

 明倫ゼミナールでは、毎年、「私立中学入試勉強会」を開催しています。  
 これは、その年の私立中学入試について、明倫ゼミナールの各教科担当が分析した結果を、私立中学の先生方にお聞きいただき、来春の私立中学入試のご参考にしていただこうという趣旨で行っているものです。  
 受験生にとって、私立中学受験のための準備は、数年に及びます。その努力が報われる出題になっているか、中学・高校で学んでいくために小学生が身につけておくべき力を試す問題になっているかなどの観点から、私立中学校の先生方に対して、僭越ながら、毎回意見を述べさせていただいております。
 ですから、時には、「この問題で何を測りたいのか、出題意図がわからない」と、その問題を出題した学校の先生に意見させていただくこともあります。(そういう出題は、最近なくなりつつありますが。)  
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今年は、40名以上もの私立中学校の先生方に、明倫ゼミナール御器所校へお集まりいただきました。  
 毎年お越しいただく先生もいらっしゃいますので、私たち明倫職員も、「昨年よりももっと良いものを」という思いで取り組みます。こうした入試問題分析への取り組みは、「この問題を出した理由は?」「何がきっかけでこの出題に結びついたのか?」「この問題から、受験生のどんな力を見ようとしたのか?」など、出題者の意図を考えることにつながりますから、来春の入試対策に生きるだけでなく、私たち明倫教師の教務力の向上にもつながっています。
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  ご出席の先生方との意見交換の時間に入試分析の反論に遭う場合もありますが、お互いに良い問題にしたいという思いは同じですから、非常に有意義な時間を共有することができます。この意見交換の時間は、入試制度の変更点の説明や学校の取り組み、また卒塾生の様子をお聞きできる絶好の機会にもなっています。

 「今日、『明倫に行くよ』って生徒たちに言ったら、〇〇さんや〇〇さんが、『□□先生に教えてもらった!』って言っていました」 そんなお話を学校の先生方からお聞きすると、うれしくなりますね。

南山中学校男子部からのお知らせ

 南山中学校男子部から明倫生にお知らせが届きました。

 以下は、南山中学校の先生からです。

 南山男子部では、現在、新校舎の建築工事が進められています。

休み時間には教室のベランダからたくさんの生徒が工事現場を見学しています。

ショベルカーの豪快な動きや細かい動作に歓声が上がることもあります。

2017年度には全て新しい校舎に生まれ変わります。

 では、どのような校舎になるのでしょうか?

 先日、育友会(PTA)通信に、現在建設中の新校舎の完成予定図が掲載されました。

明倫ゼミナールの皆さんにもぜひ見ていただきたいと思います。



 シンボルとなる聖堂と共に、豊かな緑に包まれた「学びの場」を創造します

・既存の聖堂(チャペル)を継続して利用し、新校舎のシンボルとして再生します。

・ライネルス記念館、学園講堂、小学校校舎との景観の調和を図ります。

・敷地東側の緑地帯を保存し、シンボルとなる聖堂と呼応する緑豊かな景観が、地域の新しいランドマークとなります。


東海中学・高校 サタデープログラム

 東海中学・高等学校では、2月と6月に「土曜市民公開講座 サタデープログラム」という公開講座が開かれます。
 この講座は、東海生が実行委員会を組織し、企画・運営のすべてを行う、「主体的な学びを確立し、生きる力を育む」という東海中学・高等学校の教育活動の一つです。
 まさに、現在の若者に求められている、「自ら課題を見つけ、その解決に向けて探究し成果を表現するために必要な能力」を育成するための取り組みといってよいと思います。 様々な講座が用意されているのですが、各界で活躍している方も毎回講演されます。 「どんな内容の講演がよいのか」「どんな方に講演してもらうのか」から始まり、講演者への説明、出演交渉、当日の運営まで、すべて生徒実行委員が行います。 もちろん、生徒実行委員がすべてを自分勝手に決められるのではなく、学校に企画を提出し、許可をもらう必要があります。また、講演者が必ずしも快諾してくれるとは限りません。何度も交渉したり、時にはあきらめて、別の企画に取り組まなければならかったり、ということもあるでしょう。
 そうした中で、問題解決能力を養っていくのですね。
  今回のサタデープログラムの生徒実行委員長は、明倫ゼミナールの卒塾生です。これまでにも何度か、彼の企画した講演を聴く機会がありましたが、今回もがんばっていますよ。 (講座の詳細につきましては、東海中学・高等学校のホームページ等でご確認ください。)

   2015年6月27日(土)9:30~15:30

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海陽学園ツアー

 6月13日(土)。 蒲郡市海陽町の海陽学園に、明倫バスで行ってまいりました。
  参加者は、海陽学園見学希望の塾生とそのご家族、約20名。
 中島校長先生から、 「日本・世界を牽引するリーダーを育成するために設立されたのが海陽学園。そのため、基礎学力と人間力を鍛える『全人教育』をめざしています。ぜひ今日は、生徒の表情を見てください。」 というごあいさつがありました。  

DSC_0472.JPG 海陽学園では、土曜日の午前中に授業を行っており、その授業を見学することができます。中学1年生の国語と数学の授業を見学させていただきました。 国語の先生のテンポの速いこと! 塾生ですら「しゃべるの早い!」と驚くほどでした。 数学はすでに方程式を扱っていました。各自がパソコンを操作し、画面のシーソーに乗っている数字を加えたり、減らしたりして、つり合うようにします。方程式の原理を考える授業ですね。

 DSC_0462.JPG昼食は、海陽生と学校職員の方がいつも利用する食堂で、同じメニューをいただきました。三河湾を望むレストランです。アレルギーや宗教上の禁忌にも対応しているそうです。

  

 その後、ハウス(寮)の見学です。 海陽学園の特徴の1つは『全寮制』であることです。「授業のみで『全人教育』はできない」という考えから、ハウスでの生活も重視されています。ハウス自体は複学年で構成されています。先輩が後輩を指導する仕組みです。 そして、ハウスの責任者である「ハウスマスター」と、協賛企業から出向している若手社会人の「フロアマスター」が一緒に生活し、生徒指導にあたります。ハウスは個室ですが、生徒が集まれるように、テレビは1階にあるだけです。見学時には、「ハリー・ポッター」を見ていました。海陽学園もハウス対抗の行事がありますから、まるでハリー・ポッターの世界みたいです。

 DSC_0482.JPG 見学中、明倫卒塾生が、我々明倫一行を見つけてくれました。彼が、見学者に「海陽に入って、後悔は全くしていません!」と言い切ったのが印象的でした。  海陽学園の魅力・取り組みは、まだまだありますが、今日はこの辺で。

2016年度海陽中等教育学校入試 
  12/12(土) 特別給費制入試

  12/20(日) 入試Ⅰ 帰国生入試Ⅰ

  1/6(水)  入試Ⅱ 帰国生入試Ⅱ

ふだん、お子様はニュース番組を見ているでしょうか?

 ここのところ、「伊勢志摩サミット」「口永良部島新岳噴火」「『明治日本の産業革命遺産』の世界遺産登録勧告」「戦後70年談話」など、来春の入試で出題されそうな話題が、早くも目白押しです。
「小学生のうちに社会の出来事に関心を持ってほしい」という理念から、中学入試の社会科や理科では、時事問題がよく出題されます。
 
なぜ、社会の出来事に関心を持つことが望まれるのでしょうか。
社会科は、この人間社会を理解し、社会活動に積極的に参加できる人材の育成を目的とした教科です。
 また、世界で起こる様々なことに興味・関心を持つことのできる子どもは、他教科にも興味・関心を持つことができます。
 勉強の本質は、「なぜ?」「もっと知りたい」「確かめたい」という好奇心と探求心。そして、興味の幅を広げることによって思考力も養われます。その意味で、時事的なニュースは絶好の教材といえるのです。  

 前回のブログで、「中学受験の難しさは、小学生に当事者意識を持たせること」ということを書きました。  
 社会の出来事を知ることは、時事問題対策としてだけでなく、「なぜ、勉強するのか?」「なぜ、中学受験をするのか?」という疑問に対して、自分なりの答えを見つけるきっかけにもなります。
 ただし、ニュース番組や新聞記事は、小学生にとって難解なものが多いのも事実です。
やはり、ある程度大人が解説してあげなければなりません。実際、学校説明会では、私立中学の先生もそうおっしゃっています。ということは、入試問題は『大人目線』で出題されるということですね

 塾の宿題などのふだんの勉強は母親が見、ニュースの解説は日常会話の中で父親がしているというご家庭があります。すばらしいことだと思います。  
 ご家庭でも、お子様が興味を持ちやすいように、楽しく勉強に取り組んでいただけたら、と思います。

 ちなみに、明倫ゼミナールでは、小6の冬休みに時事問題対策を行います。 「知ってる!」「聞いたことがある!」という受験生は、受験直前に勢いが出ますね。