私立中学受験科ブログ

2018年9月アーカイブ

「合格」だけが目的ではないのです。

こんにちは。

明倫ゼミナール私立中学受験科です。

文科省と厚労省による高1生の学校外での平日勉強時間の調査結果についてご覧になりましたか?

現在16歳の2万6900人が回答した調査なのですが、そのうち高校などに進学している2万6625人の学校以外の平日学習時間が、「1時間未満」と答えた割合が、29.3%と最多だったというのです。

「1時間から2時間」が27.7%、「しない」が25.4%だということです。

中1時点では、「平日に勉強しない」は9.3%、中3であれば6.0%ですから、中学校卒業し、進学してから勉強しなくなる割合が大きくなっています。


受験科生の皆さんは、この結果をどう思いますか?
この後、この人たち(進学して勉強しない人)は、どうなると思いますか?

興味深い調査が、中3時点の成績別での割合ですね。

中3時に成績が「上の方」と答えた生徒は、「1時間~2時間未満」が最多で、

「真ん中あたり」では、「1時間未満」が最多、

「下の方」では、「しない」が49.9%にも上ったということです。

高校入試を経験した生徒であるならば、

高校入試を終えたばかりで、勉強へのモチベーションが上がらないのかもしれません。

進学した学校の学習環境が影響しているのかもしれません。

予習・復習を必要とする授業レベルなのか、そうではないのかとか。

大学入試を考えた場合、高1の内容も疎かにできないのですが・・・。

私立中学受験をめざす皆さんからすると「高校生で、学校以外の勉強が1~2時間???」と思いますね。

もちろん国公立大学や有名私大の合格をめざすなら少ないと思います。

今回は、そこではなく、受験時の勉強・成績が、その後も影響しているということに注目しましょう。

小6生の皆さんは、今は志望校に合格することを考えて受験勉強に励んでいることと思います。

今のがんばりが、合格を勝ち取るだけでなく進学先の充実した学校生活につながっていることがわかりますね。

今がんばれるからこそ、進学先でもがんばれるのですね。

なぜ、がんばれるのか?

「合格」のみを目的とせず、その後の学校生活・将来に目を向けているからではないでしょうか?

秋の社会科見学ツアー 常滑焼とタイルの絵付け体験

こんにちは。

明倫ゼミナール私立中学受験科です。

明倫ゼミナールでは、塾生の学習意欲を高める取り組みの1つとして、春と秋の年2回の社会科見学ツアーを催行しています。

春のツアーは、5月に、中部電力碧南火力発電所と碧南海浜水族館に行きました。

秋のツアーは、10月20日(土)に、常滑市民俗資料館とINAXライブミュージアムに行きます。

常滑市民俗資料館では、常滑焼の歴史や陶器ができるまでを学びます。

INAXライブミュージアムでは、世界のタイル博物館を見学した後、

隣接する陶楽工房で、タイルの絵付け体験をします。

世界中の装飾タイルを参考に、オリジナルタイルを作製します。


社会科見学ツアーは、毎回定員に達していますから、興味のある方はお早目にお申し込みください!

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常滑市民俗資料館には、平安時代から続く常滑焼の歴史に触れることができます。

また、社会科で学習した昔の農具の展示もあります。

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世界のタイル博物館には、ピラミッドから発掘された世界最古のタイルや

世界各国の装飾タイル、明治・大正期の日本のタイルなど、様々なタイルが展示されています。

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博物館内には、美しいタイルの天井があります。

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これは、日本の明治・大正期に使われていた・・・特別展示です。

南山男子部文化祭に行きました。

こんにちは。

明倫ゼミナール私立中学受験科です。

南山中学校男子部の文化祭に、大西先生が行って来ました。

南山男子部で会った塾生もいますね。

何枚か写真を撮ってきてくれたので紹介します。

以前、このブログでも紹介(7/18)しました歴史研究同好会の零戦も立派に完成していました!

1537745395517.jpg  虹のアーチが迎えます。

a537745462702.jpg  零戦 堂々の展示

b537746468655.jpg 操縦してます。撃墜された?

3537745438853.jpg 理科部の展示も目をひきます!

c4537745427717.jpg ちょっとした縁日気分に。

4537745487298.jpg 帰りのゲートには「南男ってダサかったですか?」と。

今年の文化祭ポスターには「南男ってダサいですか?」と書いてありました。

ここにつながっていたのか!

志望校判定は参考にすべき!でも振り回されない!

こんにちは。

明倫ゼミナール私立中学受験科です。

昨日、6年生は、模擬試験を受けました。

今回から志望校判定が出ます。

模擬試験の結果と受験結果は必ずしも一致しませんが、模擬試験の成績は参考にしなければなりません。

2学期の三者面談では、受験校の組み合わせを相談しています。

これからの模擬試験は、受験校を決定する重要な資料となります。

9月、10月では、まだ受験校の組み合わせが固まらないということがあります。

まだまだ成績が変化するからです。

11月までの模擬試験の結果で、受験校がほぼ確定するお子様が多いでしょうか。

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志望校判定が出る頃になると、模擬試験のやり直しが疎かになるお子様が現われます。

志望校の判定が出てしまった模擬試験をやり直すよりも、「次の模擬試験に向けての勉強をしたい」という気持ちになるようです。

6年生2学期の模擬試験は総合問題ですから、模擬試験のやり直しと次回の模擬試験に備えての勉強とが重ならないわけではないのですが、「一度出た問題が次に出ることはないから」という気持ちになるようです。

模擬試験を受ける意味は、習熟度の確認をし、身についていない分野を発見・習得するためなのですが、

志望校判定が出るようになると、良い判定を出すことだけに目が行ってしまうのですね。

でも、入試で、模擬試験に出題された問題と同じような問題が出たら、どうしましょう?

偏差値以上の入試結果を出す受験生は、一問一問を大切にし、できなかったことを1つでも多く出来るようにして来たのではないかと思います。

「今回の模試結果は、偏差値△△だったけれど、同じ範囲の模試をまたやったら、偏差値〇〇くらいは行くよ」

と言えるやり直しをして行きましょう!

後期日曜ゼミ

こんにちは。

明倫ゼミナール私立中学受験科です。

今日から後期日曜ゼミが始まりました。

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5年生は、平日授業、土曜日授業の発展分野を学習します。

選択肢や設問に助けられる要素が少なくなりますから、本当に理解できているかがよくわかります。

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6年生の国語・算数の予習シリーズを使う「難関コース」は、前期から引き続いて開講しています。

入試問題を教材に取り入れた「入試実戦コース」も引き続きの開講となりますが、

9月は、愛知県の難関校の入試問題を使っての授業を行っています。

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受験者平均点や合格最低点を意識しての勉強ですから、今までと顔つきが違った塾生もいます!

ここは大事なところで、入試本番を意識した練習は、身につくことも多いですし、

入試が近づいた時に、「常に本番を意識して練習して来た!」という思いが、

漠然とした不安を打ち消してくれるはずです。

入試までの時間は、皆同じで、限られていますから、中身の濃いことをやった受験生が勝ちます!

6年生は、一番忙しくなる時期です!

こんにちは。

明倫ゼミナール私立中学受験科です。

6年生は、受験を考えている学校の過去問に取り組んでいると思います。

家庭学習で、通常授業の復習(宿題)をこなしながら、

受験を検討している学校の過去問にも取り組むという最も忙しい時期ですね。

せっかく入試問題に挑むのですから、挑んだ学校・年度の合格最低点に届くかどうか真剣に取り組むべきです。

この時期は、まだ第一志望校の過去問に挑んでも、なかなか合格最低点に届かないということもあるでしょう。

しかし、その現実を受け止めて、練習を積まなければ、学校の出題傾向やレベルに慣れることはできません。

明倫ゼミナールでは、6年生に過去問のやり方を示した『過去問の掟』を配付しています。

その中に、1校につき1回は、4教科を連続でやる日を作ろうということが書いてあります。

しかも、2教科くらいは休憩時間なしでやり切ろうと。

これは、4教科すべてにおいて、全力を出し切る練習をしてほしいからです。

入試日と同じ時間(休憩の時間も含め)で、試験をしてみるという方法もあります。

しかし、過ごし慣れた自宅で試験問題に取り組む場合は、入試よりも条件を悪くした方が良いかと思います。

試験会場では、休憩時間とはいえ、気を緩めることはできません。

また、緊張している状態でも、入試より悪い条件で練習してきたのなら、その体験が自信につながると思います。


前述したように、9月から12月までは、受験勉強において、一番忙しい時期となります。

夏休みの長時間学習が終わって、ホッとして、ペースが落としてしまってはいけません!

5 年生親子勉強会

こんにちは。

明倫ゼミナール私立中学受験科です。

8日(土)と15日(土)に、5年生対象の親子勉強会を開催しています。

5年生後期は、学習内容範囲が広く、難解な分野を扱います。

ですから「1学期と同じようにやっているのに成績が上がらない。上がらないどころか下がってしまって」

ということが有り得ます。

また、学習習慣をつけながら受験勉強に取り組む中学受験は、どのような姿勢で受験勉強に向かうかということも重要になります。

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この会では、中学受験における5年生2学期の位置づけや受験生らしい受験勉強の取り組み方をお話ししています。

「勉強のやり方がわからないので、やり方を指導してほしい」というご要望をいただきます。

具体的なやり方を指導することもありますが、受験勉強に対する考え方が変わることで、

自然に勉強のやり方が良くなっていくという面もあります。

今回は、後者を狙って、塾生の受験に対する意識を高めるために、受験・受験勉強のセルフチェックと、

理想像を思い描くということをしました。

理想に近づく行動を選択して行きましょう!


9月15日(土)10:30~12:00 にて、下記の校舎でも開催します。

  一社校・徳重校・日進校・大曽根校・中村校・桃花台校

 

北海道で大きな地震がありましたね。

こんにちは。

明倫ゼミナール私立中学受験科です。

今年6月18日に大阪府北部地震があり、震度6弱を観測しました。

6月28日から7月8日にかけて、西日本を中心に広い範囲で被害をもたらした西日本豪雨(7月豪雨)。

9月4日に、「非常に強い」勢力で、台風21号が上陸しました。

「非常に強い」勢力のまま上陸したのは25年ぶりのことです。

9月6日未明に北海道胆振(いぶり)地方で発生した地震は震度7を観測しました。

被害に遭われた方に、お見舞い申し上げます。

多くの私立中学校で、受験生は「社会で起こっていることに関心を持ってほしい」と考えています。

そのため、社会科や理科で、時事問題の出題は定番となっています。

その方面で考えると、この夏に起こったことは、テキストで学んだことと直結していますから、

ニュースを見ておかなければなりません。

例えば、前述のように北海道で発生した地震は震度7を観測しました。

それを聞いて、すでに地震について学んだ6年生なら、映像を見なくてもたいへん大きな地震であったとわかりますね。

震度は、0・1・2・3・4・5弱・5強・6弱・6強・7の10階級だと習いますし、

そして、震度7は、「ほとんどの建物で窓ガラスやかべタイルが落ちる」という説明がテキストに載っていますから。


6年生は、受験に必要な知識を夏休みに総復習しましたから、台風や地震のニュースの理解しやすくなったのではないでしょうか。

本日9月4日の授業は休講とします。

こんにちは。

明倫ゼミナール私立中学受験科です。

本日の授業は、個別指導や英会話も含め、全てのコースを休講とします。

(自宅受講の英会話は開講予定です)

受験科生の皆さんは、安全に配慮しつつ、自宅学習をしてください。

なお、本日の授業分に関しては、金曜日の個別学習時にフォローします。

後期教材を本日お渡しする予定だったクラスに関しては、次回の授業日に教材をお渡しします。

今日は、夏期テキスト等で、夏の復習をしてください。

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