藤が丘校のブログ

「困難は分割せよ」

2021.11.08

その他

名東区・守山区・長久手市・尾張旭市の皆様こんにちは。

清水屋藤が丘店3Fにある学習塾、明倫ゼミナール藤が丘校です。

 

さて、長久手市・尾張旭市の中3生の皆さんは、タイトルの言葉を目にしたことがありますね。

1学期に学習した、井上ひさしの『握手』に出てくるルロイ修道士の言葉です。

この前には「仕事がうまくいかない時は、この言葉を思い出して下さい」とあり、さらに

「問題を細かく割って一つ一つ地道に片付けて行くのです」と続きます。

 

この言葉、中3の1学期で触れておくことにすごく意味のあるものだと思っていたので、

名古屋市内の国語の教科書が教育出版に変わってしまった際、少し残念に思った記憶があります。

 

生徒の自習を見ていると、よく数学の質問を持って来られます。

そうした問題の多くはいわゆる応用問題です。

ただ、同じわからないにもレベルがあり、基本的な方針は合っているものから完全な白紙まで様々です。

 

前者は恐らく解説を受ければ理解できるレベルにいますが、後者だとそうはいきません。

解決の筋道をイメージできていないわけですから、その前段階に何かしらの躓きがあるはずです。

ということは、いきなりゴールの応用問題に取り掛かるよりも、段階を踏んでレベルを上げていった方がよさそうですね。

つまり、応用問題(=困難)を分割して取り組んだ方が良いわけです。

 

他の科目でも同じようなことが言えますね。

社会が苦手、という生徒が地歴公民すべての分野で満遍なく点数が取れない、というのはあまり見たことがありません。

大抵はいずれかの分野に苦手が寄っています。地理なら世界地理・日本地理、歴史なら時代区分ごとでも得手不得手には差があります。

 

これらを一切判別せずに総復習となると、すさまじい労力を要します。

が、苦手な単元を絞り込んでいくことが出来れば効率はぐっと変わりそうです。

 

受験生には少しずつ入試本番が近づいてきていますね。

やはり「問題を細かく割って一つ一つ地道に片付けて行く」ことが望む結果への近道だと思います。

 

定期テストまで残り2週間ほど、しっかり時間をかけて準備しましょう。


明倫ゼミナール藤が丘校では、この冬頑張ろう!という小中学生の皆さんを募集中です。

11/14(日)16時から外部生向けの冬期説明会を実施いたしますので、是非お越しください。

定期テストの答案用紙や日頃の学習内容が分かるものをお持ちいただければ、簡単な学習相談もさせていただきます。

お申し込みはHP上、または0120-272-731までよろしくお願いいたします。

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