藤が丘校のブログ

内容の”粒度”を意識する

2022.06.25

その他

名東区・守山区・長久手市・尾張旭市の皆様こんにちは。

清水屋藤が丘店3Fにある学習塾、明倫ゼミナール藤が丘校です。

 

ちょうど前回のブログで、勉強の段階を意識して取り組むと効果が高い、というようなお話をしました。

今回はその点をもう少し広い尺度でお話したいと思います。

 

勉強に限らず、世の中の多くの物事は、基本的にはいくつかの段階に分かれています。

分類されている、と言いかえても良いでしょう。

 

たとえば飲食店のメニュー表は食べ物の種類によってページを分けられているのが普通ですし、

文庫本や参考書も、目次を見ればどのページでどんな内容を扱っているのかが一目でわかります。

 

これらの多くは、世の大人たちが知恵を絞ってつくっているものですから、

各項目で扱うべき内容の”粒度”が揃っていることがほとんどです。

ここでいう”粒度”とは、”物事の構成単位の大きさ・重要度”のことです。

 

メニュー表では”肉料理”と”魚料理”と”デザート”はそれぞれ別々のページに記載されていますし、

“不定詞”と”現在完了”は別々に章立てされていることでしょう。

“粒度”が揃った章立てがされている、というのは見る側の理解を大きく助けてくれるからです。

 

逆に、これらを思いついたまま、乱雑に配置されたのでは、見る側は疲れてしまいます。

国語ではこれを「上位語・下位語」という言葉でわずかに取り扱いますが、ここで重要なのは、

「”粒度”が揃っていない情報は、自分が思っている以上に頭に入って来ない」ということです。

 

せっかく時間をかけて内容をまとめたのに、あとで確認したらあまり覚えられていなかった、という経験がある方は、

恐らくこの「自分なりに”粒度”を揃える」という意識が弱いはずです。

簡単に言えば、「自分にとって重要なものとそうでないものを一緒くたにしている」わけです。

そうすると、せっかくきれいに色分けをしてノートをまとめても、

自分にとっては”粒度”の揃ったノートにならないので、頭に入らない。 

 

特にノートまとめなどは、人に見せるものというよりは自分のためにやるものですから、

自分にとっての重要度を意識しながら取り組めるとより効果が高くなりますね。


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