一社校のブログ

入試問題の文字数と読書速度

2021.09.15

先生から

名東区・千種区のみなさま、こんにちは!

一社駅近くの学習塾「明倫ゼミナール一社校」の西上です。

 速読資料.jpg

先日、速読コースの教材を提供いただいている会社から興味深い資料をいただきました。

入試問題(国語)の文字数をカウントし、平均速度で読むと読むだけでどれだけ時間がかかるか、といった資料です。
例えば、南山中学の女子部の問題では、14186字の文字数があるそうです。実際には、読み直しや答えの検索などもあるので、その2倍ほどの文字数を読む必要があります。
読書速度は、平均すると毎分約500字。これは、小学校高学年・中学生・高校生・社会人の平均値です。
そうすると、14186字×2÷500字で、読むだけで約57分の時間がとられてしまいます。
南山中学女子部の国語の試験時間は50分ですから、この平均値のスピードですと、読むだけでも時間オーバーとなってしまいます!

近年、入試問題は中学入試に限らず文字数が多くなる傾向にあります。愛知県内の主だった私立中学を確認してみますと、約8割の中学が昨年よりも文字数が増えていることがわかります。

 

入試では、年々読解力が求められてきていることは周知のとおりですが、読書速度を身につけていくということも入試必勝のためのアイテムとなってきてますね。

 

ちなみに、明倫ゼミナール一社校では、「速読コース」を昨年に開講しました。

ご興味のある方はぜひお問い合わせください。

次回は、明倫ゼミナールの「速読コース」について詳しく紹介いたします。

 

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