高校館御器所校のブログ

【1/11】どの学部が有利?進路決定率からみる有望な学部

2021.01.11

先生から

こんにちは。名古屋市昭和区 御器所駅・荒畑駅近くにあるMEIRIN高校館の安藤です。

先週に引き続き「旺文社教育情報センター」記事からのご紹介です。

今日は学部別に進路決定率を見てみたいと思います。学部系統別進路決定率.png

全体の進路決定率平均は87.7%
進路決定率の高い学部から並べていくと・・・

医学部 95.2%

工学部 92.9%
理学部 92.0%
農・獣医畜産・水産学部 91.9%

看護・医療・栄養学部 90.6%

赤いグループは研究内容の高度化などで、研究の主が大学院になっていることが、
進学者の割合を高め、進路決定率を押し上げています。
気になるのは大学院卒業後の進路決定率ですが、こうした資料はまだ少ないですね。

青いグループは国家試験の高い合格率が背景にあり、近年人気が高まっています。
(たとえば看護師国家 試験の大学新卒合格率はここ数年、95%超)。

半面、歯学部の進路決定率は全系統のなかでもっとも低い数値となっています。
歯科医師国家試験の大学新卒合格率は 8 割弱に留まっているのが一因。

文系学部のなかでは、人文科学系の学部に比べると幾分、
経済・社会科学系の学部の方が決定率は高いといえます。
教育・教員養成系学部の進路決定率が低いのは「臨時採用」が就職者に含まれないためです。

就職に有利な学部を選ぶのか?
興味や適性のある学部を選ぶのか?

コロナ禍の中、就職状況は不透明な状態。
高1・2生の方は早めに情報収集が必要ですね。

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