高校館星ヶ丘校のブログ

進路選択における医療と工学

2023.08.23

先生から

千種区・名東区・東山線沿いで高校生の塾をお探しの皆さん、こんにちは!

大学受験専門、MEIRIN高校館星ヶ丘校です。

藤田医科大学は、8/21に名古屋市内の付属病院で新病棟を開業しました。

外科手術ロボットの「ダヴィンチXi」など最新設備を導入しているそうです。

もともと「ダヴィンチ」の国内初のトレーニングセンターを設置した大学病院は藤田医科大学ということからも、

現在もなおロボット手術の先駆けであることがわかります。

外科手術ロボット「ダヴィンチ」とは、米インテュイティブサージカルが開発した手術用ロボットで、

2000年頃よりアジアで初めて日本へ導入され、2009年に日本で認可がおりて以降、

導入台数・手術件数は増加していき、保険適応される術式も徐々に増えています。

手術用ロボット「ダヴィンチ」のメリットは、

・傷口が小さく負担が軽減される

・術後の回復が早い

三次元の拡大視野と操作性に優れている

遠隔操作により無理な姿勢が強いられない

というものがあるようです。

デメリットとしては、

・コストが高い

・遠隔操作ゆえに触覚がない

などがあるようですね。

しかし、数年前に主要な特許がきれたことから、国内でも手術用ロボットの開発が加速しており、

「hinotori」という国産の手術用ロボットが2020年に初めて実用化されました。

今年の春に医師国家試験に合格し、晴れて医師となった卒業生は、

外科医になることを目標にしていましたが、

手術におけるロボット・機械の重要性から、工学分野でもぜひ医療に携われることを知ってほしいと言っていました。

夏休みが明けると、そろそろ文理選択・進路選択の季節です。

自分の可能性を広げていきましょう!

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