中村校のブログ

暗記のコツ

2023.11.13

その他

「暗記のコツや良い方法を身につけたい」 「記憶力を良くしたい」

きっとこう感じる人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、人の記憶について研究した「エビングハウスの忘却曲線」を紹介します。

この考え方を知れば、最適な復習のタイミングが分かり、

学んだ内容を定着させることも可能です。

せっかくの努力をムダにしないために、ぜひ取り入れてみてください。

「エビングハウスの忘却曲線」とは、記憶に関する研究を行い、

その結果を表したグラフです。

実験結果は以下のようになりました。
・20分後・・・節約率は58%  
・1時間後・・・節約率は44%  
・9時間後・・・節約率は35%  
・1日後・・・節約率は34%  
・2日後・・・節約率は27%  
・6日後・・・節約率は25%  
・31日後・・・節約率は21%

(「節約率」とは、一定時間が経った後、
もう一度覚えるのにどれだけ時間・回数を短縮(節約)できたかを指すものです。)

つまり、記憶してからの時間が短いほど、

節約率が高い=少ない労力で記憶を取り戻せたというわけです。

この研究から分かるのは、人は一度記憶をしても短時間で忘れてしまい、

1日経つとまた覚え直すには大きな労力がかかるということです。

一方、それ以降はあまり急激な変化はありません。

記憶を保つには、覚えてから1日の間が勝負だといえます。

誰でも忘れるのは当たり前ですが、こういった記憶のメカニズムを活用すれば、

効率的に学ぶことができるでしょう。

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