大曽根校のブログ

日本の高校生は仕事に対して消極的なイメージを持ちがち?

2023.07.15

その他

 

こんにちは。

明倫ゼミナール大曽根校です。

 

2022年9月~2023年1月にかけて

国立青少年教育振興機構が日本・米国・中国・韓国の青少年団体などと連携して

高校生の進路と職業意識に関する調査をおこないました。

 

日本の高校生は進路に関する活動に対しては高い興味を持ち、

職場見学や就業体験も6割以上が「関心がある」と答えましたが、

それらの取組を実施したのは約1割程度と、

他の3国の2割以上と比較しても低い結果となりました。

仕事については「生活のため」という消極的なイメージを持つ生徒が約7割と

他の3国の2~3割程度と比較して非常に高く、

「楽しい」というイメージを持つ生徒は2割を下回り、4か国中最も低い結果となりました。

 

この調査から、

仕事について前向きな姿勢で考えている高校生が非常に少ないことがわかりました。

原因は色々と考えられそうですが

進路指導においては、将来を具体的にイメージさせるだけに留まらず、

その片鱗を見せたり職業体験をしてもらったりと、

より具体的になる行動も必要なのだと感じました。

 

これからの未来を背負って立つ高校生の皆さんには、

オープンキャンパスをはじめ、大学学部の調査、

興味のある職業の方への聞き取り、職業体験などを積極的におこない

早い段階から将来の具体性を見出していってほしいです。

興味関心がまだ定まっていない人は身近な職業からで構いません。

見聞きし体験し、「仕事」への理解を深めましょう。

 

TOP