2022.07.06
その他
岡崎市の皆さん、こんにちは!
明倫ゼミナール 東岡崎校です。
夏から塾を始めてみようという皆さま、そして、その塾をお探しの皆さま、是非お越しください!
ということで、日曜に投票に行けなくなってしまうため、本日、教室に来る前に「期日前投票」に行って参りました。
仕事柄、投票日と仕事が重なってしまうことが、時々あるので、そんなときは必ず「期日前投票」に行くようにしています。
利用したことがある方は分かると思いますが、投票日と違う日に行くイレギュラーな投票だからといって、複雑な手続き等は全くありません。
言葉を選ばず言ってしまえば、気軽に利用できる制度だと思います。(「制度としては」ですよ。投票については、真剣に考えなければなりません。)
選挙制度については、受験コースの6年生はすでに学習しましたし、中学3年生も学校の学習が公民分野に入ったとのことですので、間もなく学習することになると思います。
選挙のあった年の翌年の私立中の入試には選挙についての出題があることもありますから、国会や選挙制度について、しっかりと整理しておくことが大切ですね。
今回の選挙について、制度面でのポイントは、参議院の定数6増がようやく完全に行われるということでしょう。
2018年に定数が242名から248名となることが決められたのですが、なぜ4年もかかってしまったのでしょうか?
これは、参議院の「3年ごとに半数改選」という選挙制度が関わってきます。
つまり、以前は242名の半数、121名ずつの選挙を行っていたのですが、2018年の制度変更の翌年から124名ずつの選挙を行うこととしたのです。
結果、2019年の選挙で参議院の議員数は一時的に245名となり、今度の日曜の選挙によって、ようやく248名となります。
この「3年ごとに半数改選」以外にも、都道府県ごとの選挙区制度であったり、「非拘束名簿方式」の比例代表制であったりと衆議院の選挙とは異なる制度がいくつもあります。
衆議院議員は「総選挙」、参議院議員の選挙は「通常選挙」と呼びますが、この名称の相違も選挙に関わる制度の違いから来ています。
愛知県選挙区は、6名の参議院定数増により、かつての6名から8名に増えました。
つまり、今回の選挙では4名の当選者が出ることになります。
選挙の結果ももちろん注目ですが、国の制度を学習している小・中学生の皆さんは、選挙制度にも注目しながら、日曜を迎えましょう。