私立中学受験科ブログ

読書嫌い・国語嫌いの人も夏休みに1冊は本を読みましょう!!

こんにちは。

愛知県の私立中学校や県外難関校受験をお考えの小学生と、そのご家庭をサポートする明倫ゼミナール私立中学受験科です。

愛知県の小学生の修学旅行は、京都・奈良が定番ですね。

私も東大寺に初めて行ったのは、小学校の修学旅行でした。

変な思い出ですが、鹿せんべいを持っていなかったのに鹿が寄ってきたので、草でもやろうと思って、草を手にしたら痛みが走ったということがありました。

不用意に草をつかんだので、留まっていた虫にでも刺されたのかと思っていました。

かつて同じような経験をした塾生がいました。

「草をつかんだら、手がチクチクした!」って。

『植物はすごい』(田中修)という本を読んで、この原因がイラクサだったのではないかとわかりました。

この本は、植物の様々な性質をわかりやすく書いたもので、読んだことがあるという方も多かろうと思います。

この本に、奈良公園に生えている「イラクサ」という植物が取り上げられています。

イラクサは、トゲの多いものもあれば少ないものもあるのですが、奈良公園では、トゲの多いものしか育たないという不思議な現象が見られたのです。

実験的に、トゲの多いものと少ないものを混ぜて植えたのですが、残ったのはトゲの多いものだけだったそうです。

お気づきの方もいらっしゃいますね?

そう。

奈良公園の鹿たちが、トゲの少ないイラクサを選んで食べているのです。

イラクサの名の由来には、「トゲが刺さると痛みでイライラするから」とか、「『トゲ』のことを昔は『イラ』と言ったから」という説があるそうです。

確かに、気持ちがすさんでいる時に、「トゲトゲしい」とも言いますね。

さて、夏休みを前に、小学校から薦められ、あるいは国語力アップを図って、本を一冊読みきろうという計画を立てている方もいることでしょう。

「読書嫌いで国語も嫌い。だから、書き言葉に慣れるため、読解力をつけるために読書はさせたい。何か良い本はないですか?」と相談を受けることもあります。

「理科は好きなのですけれど」というお子様には、前述の『植物はすごい』をお薦めします。

『デビルズクロー(悪魔の爪)』という植物で、『ライオンゴロシ』とも言われる植物があります。

「百獣の王」と呼ばれるライオンを殺すと言われる植物はどんなものなのでしょうか?

渋柿を甘柿に変える方法と変わる理由は?

あの高級果物が食べ方によっては、口の周りがかぶれることがある?

ちょっと読んでみたくなりませんか?

入試問題の題材にもなるような文章です。

6年生は、読書どころではないでしょうが、4、5年生にはぜひ読んでもらいたいですね。




7月10日(日) 明倫ゼミナール各校で、入塾&夏期講座説明会を開催します。

私立中学受験の相談も承ります。

各校の説明会時間は、ホームページTOPの説明会案内でご確認ください。

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