私立中学受験科ブログ

言い換える力

こんにちは。

愛知県の私立中学校や県外難関中学校の受験をお考えの小学生とそのご家庭をサポートする、明倫ゼミナール私立中学受験科です。


6年生が春季オリエンテーションを経験して1週間が経ちました。

「春期講習の復習にかける時間が増えた」という塾生の声も聞かれました。

春期講習の宿題ノートが変わった塾生もいます。

今までの宿題ノートは、問題の答えを書く解答用紙代わりだったのが、自分なりに「考えたこと」「調べたこと」などを書き込んだノートに変わってきました。

まだまだ「みんなが」という状態ではなく、良いノートを他の人にも見せて紹介している状態ですが。

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「このノートはいいな!」と思ったノートをご紹介するとしたら、『自分の言葉で説明したノート』です。

前述のように、宿題ノートを見ていると、間違えた問題の答えを赤で書き直しているだけの状態から、「なぜ、その答えになるのか?」の説明を書き加えたものがあります。

その説明ですが、テキストや解答集の解説を書き写したものと、「自分はこう理解した」という説明になっているものがあります。

前者は「わかったつもり」になっている恐れがあります。

後者は自分の理解と言葉の分、頭に入りやすく、長く頭の中に残ることと思います。

そして、言い換える力がつき『国語力』も上がるのではないかと思います。


中学受験では、設問を正確に理解できるかどうかがポイントになる出題が見られます。

そういう問題では、設問を自分が理解しやすいように言い換えることのできる受験生は強いですね。

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