私立中学受験科ブログ

バレエ留学し名古屋高校に復学

こんにちは。

愛知県の私立中学校や県外難関中学校の受験をお考えの小学生とそのご家庭をサポートする、明倫ゼミナール私立中学受験科です。



名古屋中学高等学校の卒業生が、日本最高峰の新国立劇場バレエ団に入団したということが、6月19日(月)の「中日スポーツ」で取り上げられたと、名古屋中学校高等学校の森田祐二校長先生が教えてくださいました。

新国立劇場バレエ団に入団したのは太田寛仁(かんじん)さん。

心が広く情にあつい人物を指す「寛仁大度(かんじんたいど)」という中国の言葉からとったそうです。

ちなみに弟さんが「大度」さんだそうです。

中学生時代は、テニス部に所属しており、全国大会の出場経験もあるそうです。

高校時代にバレエに目覚め、アメリカに2年間のバレエ留学をし、名古屋高校に戻って勉強し、卒業を果たしました。

ワシントンとサンフランシスコにそれぞれ1年間の留学です。

「今まで自分がやってきたのは、バレエのまね事だった。変えなければいけないことがたくさんあった」という感想を持ったそうです。

2年間の留学はバレエ留学ですので、高校の勉強は、名古屋高校に戻ってから、かつての下級生とともに勉強して卒業しました。

本物を知り、難関バレエ団に入団するほどの人ですから、退学してその道に専念するというコース選択もあったはずですが、きちんと名古屋高校で勉強をして卒業したのですね。

森田校長先生によると、

「名古屋中高では夏季休暇中のサマーエクステンション(英国イートン、英国ヘイスティングス、米国ボストン)と春期休暇中のスプリングエクステンション(豪州メルボルン、豪州ブリスベン)に毎年80名から100名、兄弟校のメントン・グラマーへの1年間の長期留学、中3三学期のyear9プログラム、その他アメリカ等への長期留学へ、多くの生徒が積極的に参加しています。

海外で学ぶということへのハードルがかなり低い学校だと言えます。2020年の英語外部試験導入にもしっかり対応できる指導を展開しています。」

と、海外で学ぶ機会を多く設けていることをご紹介いただきました。


中学校は義務教育ですから、留学しても留年することなく進級できるのですが、その間、名古屋中学校の授業は進んでいます。

そのため、ある程度の期間、海外留学する場合は、高校生になってからということが多いようです。

留学先で取得した単位を認めるので、進級しての復学も可能なのですが、原級に留まり(留年)、大学入試対策をしっかり行う生徒も多いようです。

保護者の海外勤務による転校、帰国後の復学ということも認めているとのことですから、可能性のある方は、学校と相談されるとよいですね。



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