こんにちは。
明倫ゼミナール私立中学受験科です。
今年、中学受験に臨んでいる愛知県の6年生の多くが、1度は受験を経験しましたね。
明倫生が受験している学校においてですが、今のところは、昨年に比べると、時事問題の出題数は少ないようです。
それでも、定番とも言える「選挙」は出ています。
2017年10月22日に行われた衆議院総選挙ですね。
もう一つ、ノーベル平和賞を核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)が受賞したことに関しても出題されています。
核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)は、核兵器を禁止、廃絶することを目標に活動している国際NGO(非政府組織)です。
スイスのジュネーブに事務局があり、世界101か国の団体が参加しているそうです。
2017年12月10、ノルウェーのオスロでノーベル平和賞授賞式が行われました。
核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)が受賞したことに関して、日本の外務省は、「ICANが推進した核兵器禁止条約は、日本政府のアプローチとは異なりますが、核廃絶というゴールは共有しています」という河野太郎外務大臣談話を発表しました。
核兵器禁止条約は、2017年7月に賛成多数で、国際連合で採択されましたが、核保有国であるアメリカ合衆国は参加せず、アメリカと同盟関係にある日本も参加していません。
ノーベル平和賞受賞講演では、広島の被爆者であるサーロー節子氏が、核兵器は「絶対悪」と、被爆の悲惨さと核廃絶を訴えました。