こんにちは。
明倫ゼミナール私立中学受験科です。
近年の私立中学校の学校説明会では、
大学入試改革の説明を取り入れている学校も多いですから、
マークシート方式のセンター試験から、
国語と数学に記述問題を取り入れる「大学入学共通テスト」に変わることや
英語は「読む」「聞く」に「書く」「話す」を加えた4技能が求められ、
民間試験も導入されるなどを聞きますね。
前述の「大学入学共通テスト」は、
国公立大学に入学を希望する受験生は必ず課せられます。
私立大学においても、「センター試験利用入試」を531校(2019年)もの私立大学が実施しています。
このことから考えるとある程度の校数が「大学入学共通テスト」を利用すると考えられます。
(6月の発表では、65%の大学が利用すると回答)
学科試験が課されないことの多い「AO入試」は、
入試改革により「総合型選抜」と名称が変わり、
大学入学共通テストか大学独自の評価方法(学科テスト、小論文、プレゼンなど)
のどちらかが課せられます。
「推薦入試」は「学校推薦型選抜」という名称になり、
こちらも大学入学共通テストか大学独自の評価方法のどちらかが課せられます。
私立大学が指定した高校からの出願を受け付ける「指定校推薦」も
学校推薦型選抜なので、『指定校推薦=合格』とは限らなくなるかも?
大学受験担当の先生に入試改革について、
いろいろ聞きましたが、
まだまだ不確定なところがありますね。
変化の激しい時代において、
新たな価値を創造していく力を育成するために
実施する高大接続改革の一つとして、
大学入試改革を行うわけですから、
楽な入試にはなりません!
しかし、中学受験で培われる勉強の姿勢は、
中学・高校でも役立ちます!