こんにちは。
明倫ゼミナール私立中学受験科です。
近年、毎年のように天候不順に関するニュースがあります。
2019年は、北海道佐呂間町で、
5月26に北海道佐呂間町で国内最高気温39.5度を記録しました。
これは1993年に埼玉県で記録した37.2度を2度以上更新しています。
近畿地方では、平年の梅雨入りが6月7日頃のところ、
2019年は6月27日と20日も遅くなりました。
東海地方や関東地方は梅雨入り梅雨明けとも平年と大きくは変わりませんでした。
しかし、梅雨期間に気温が低い日が続き、
東日本では12年ぶりの低温となりました。
梅雨前線がオホーツク海高気圧と太平洋高気圧に挟まれて、
動けずにとどまってしまったからと言われています。
冷害に見舞われるのではないという不安もありましたね。
しかし、8月は、夏らしい日が続き、
9月になっても猛暑日を観測する残暑厳しい年でした。
日本の夏は太平洋高気圧に覆われて暑くなりますが、
2019年は、さらに中国大陸で発生するチベット高気圧も張り出したことが、
梅雨明け早々の猛暑の原因と言われました。
また、エルニーニョ現象が発生している時は冷夏になりやすいとされていますが、
気象庁の発表によると6月頃に、
エルニーニョ現象が終息していたらしいです。
やってみよう!
1 北海道佐呂間町で養殖がさかんなものを選びなさい。
ア 真珠 イ うなぎ ウ ブリ エ ほたて オ マダイ
2 夏の気温を上昇させる原因に、
湿った風が山を越える時に雲をつくり雨を降らせ、
乾燥した風が、温度を上げながら下っていく。
その風のせいで平地が高温になる現象を何というか答えなさい。
3 都市部の気温が、郊外に比べて高くなる現象を何というか答えなさい。
4 3が原因の一つと考えられる、局地的に強く降る雨を何というか答えなさい。
5 次の文で誤っているものを選びなさい。
ア 1日の最高気温が25度以上の日を夏日という。
イ 1日の最高気温が30度以上の日を真夏日という。
ウ 1日の最高気温が35度以上の日を猛暑日という。
エ 1日の最高気温が40度以上の日を酷暑日という。
オ 夜間の最低気温が25度以上の夜を熱帯夜という。
答え
1 エ
2 フェーン現象
100メートル上がるごとに湿った空気は0.6度下がる。
乾燥した空気が山を越え100メートル下るごとに1度上がる。
このため、風下の山の向こう側の方が高温となる。
3 ヒートアイランド現象
4 ゲリラ豪雨
5 エ 気象庁の用語に「酷暑日」はない。