こんにちは。
明倫ゼミナール私立中学受験科です。
5月31日に「食品ロス削減の推進に関する法律」(食品ロス削減推進法)が公布、
10月1日に施行され、10月は「食品ロス削減月間」で、
10月30日は「食品ロス削減の日」でした。
これは、まだ食べることができる食品を廃棄されないようにする
社会的な取り組みを促すものです。
2015年に国連で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」(SDGs)にも
食料の損失・廃棄の削減についての目標が設定されています。
一人当たりの食品の廃棄を半減させて、
飢餓の撲滅や持続可能な食糧生産、天然資源の確保に努めようというものです。
日本では、消費者庁・農林水産省・環境省が、
情報発信やイベント開催などをしていますし、
食品の廃棄の抑制や再利用を促す「食品リサイクル法」も制定されています。
企業が規格外品などで市場に出さない食品を福祉施設に寄付する「フードバンク」や
家庭で眠っている食品を必要な人に寄付する「フードドライブ」という取り組みもあります。
やってみよう!
1 まだ食べることのできる食品を無駄に廃棄することを何と言いますか。
漢字2文字とカタカナ2文字を組み合わせて答えなさい。
2 企業が食品自体には問題ないが、包装の破損や在庫整理などのために、
食品を福祉施設などに寄付する活動や団体を何というかカタカナで書きなさい。
3 1を減らすために家庭でできることを考えて書きなさい。
答え
1 食品ロス
2 フードバンク
3 (例)食品を余分に買わない。食べられる量を料理する。食品の保存方法に工夫する。