私立中学受験科ブログ

パリ協定からアメリカ離脱通告(2020年度入試時事問題対策)

こんにちは。

明倫ゼミナール私立中学受験科です。

11月4日にアメリカ合衆国が「パリ協定」から

離脱することを国連に通告しました。

トランプ大統領は以前から離脱を表明していましたが、

今回、正式に離脱通告したことで、

2020年11月4日に離脱が確定します。


アメリカの離脱理由は、

「アメリカの労働者やビジネスに不公平な負担を強いるため」

とし、国内産業を優先する姿勢となりました。

パリ協定というのは、

地球温暖化による深刻な被害を避けるための国際協定で、

2050年以降には、

温室効果ガスの排出を実質的にゼロにする目標が掲げられています。

産業革命前からの気温上昇を2度未満にすることを目指し、

2020年から本格始動します。



やってみよう!

1 化石燃料の燃焼によって生じる温室効果ガスは何か答えなさい。

2 1の排出量が世界第1位から3位の国を答えなさい。

3 国連気候変動枠組条約第3回締約国会議(COP3)は日本で開かれました。

 この時に採択された国際条約を答えなさい。

4 1の削減のために期待されている風力や太陽光などを利用した

 エネルギーを何というか答えなさい。

5 産業革命とは、蒸気機関の発明により、

 機械による大量生産が可能になったことで、

 経済や社会が大きく変わったことを言います。

 これが世界で最初に起こった国を答えなさい。

答え
1 二酸化炭素(CO₂)

2 中国・アメリカ・インド

3 京都議定書

4 再生可能エネルギー

5 イギリス


パリ協定を題材にした出題はすでにありましたが、

環境問題に関する出題として今後も出題の可能性はありますね。

16歳のグレタ・トウーンベリさん(スウェーデン)が、

スウェーデン議会の外で「気候のための学校ストライキ」という看板を掲げて

気候変動対策を呼びかけたり、国連で怒りのスピーチをしたことも

話題となりました。

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