私立中学受験科ブログ

新天皇即位(2020年度入試時事問題対策)

こんにちは。

明倫ゼミナール私立中学受験科です。

2019年4月30日に現上皇が退位し平成が幕を下ろしました。

5月1日に新天皇が即位して令和の幕開けとなりました。

10月22日に「即位礼正殿の儀」という儀式が行われました。

これは、国内外に新天皇が即位したことを知らせ、

お祝いをする儀式です。

今年に限って、5月1日と10月22日が「国民の祝日」となりました。

11月10日は天皇即位を祝う「祝賀御列の儀」(パレード)が行われました。

当初は即位正殿の儀と同日の10月22日の予定でしたが、

台風19号の被害を考慮して延期になりました。


世界には日本のように政治は政府や議会によって行われ、

王室は『国の顔』としての活動をしているという国があります。

外国の王室と日本の皇室は、

何代もの付き合いがあって、

国同士の友好関係を保つ働きもあります。

日本の皇室は、現存する王室の中で、世界最古と言われています。

神武天皇から数えると現在の天皇は126代目になります。

実在したことが明らかで、天皇の実質的な祖先とされているのは、

第26代継体天皇と言われています。

それでも約1500年の歴史があります。

現在の法律(皇室典範)では、皇位継承者は「皇統に属する男系男子」とされています。

男系男子とは、父方血筋の男子という意味です。

今上天皇(現在の天皇)に男のお子様はいません。

したがって、今上天皇の弟の秋篠宮文仁殿下とそのお子様の悠仁親王が、

皇位継承順位第1位2位となります。

皇室を今後も維持していくためには、

女性天皇(男系女子:天皇のご息女)や女系天皇(母親が天皇の血筋のご息女)

を認めていくべきではないかという意見があります。


やってみよう!

1 日本最古の元号を答えなさい。

2 「令和」の由来に関わる書物を答えなさい。

3 新天皇の天皇誕生日はいつですか?

4 皇室に関する仕事をする国の役所を答えなさい。

5 次の文で誤っているものを選びなさい。

  ア 天皇の地位は、日本国および日本国民統合の象徴である。

  イ 天皇や皇族には、選挙権・被選挙権はない。

  ウ 天皇の国事行為には、国会の召集や衆議院の解散が含まれている。

  エ 天皇が宮中で行う行事は、私的な行為とされている。

  オ 天皇は日本国の象徴であるため、納税の義務はない。


答え

1 大化

2 万葉集

3 2月23日  2020年から祝日になります。

4 宮内庁

5 オ   非課税になっているものもあるが、一般国民と同じように課税されるものもある。

     ウ 召集・解散の決定は内閣ですが、召集・解散するのは国事行為。

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