私立中学受験科ブログ

算数も言葉をそえて復習しましょう。

こんにちは。

明倫ゼミナール私立中学受験科です。

4年生の多くが、

6月14日に中学受験用の模擬試験を初めての経験になるかと思います。

試験時間中、あきらめずに問題に取り組むだけでもたいへんなことと思います。

まずは、習ったことを一つでも多く模擬試験で出せるように練習しておきましょう。

今週は暗記分野の確認を中心にしておくと良いと思いますが、

余裕のある人は算数科からアドバイスが届いていますので、

参考にしてみてください。


『言葉や単位を添えた式を書こう』

4年生の算数のテスト範囲は
「およその数」「周期算」「分数」「直方体・立方体」がメインになります。
個人差はありますがこの中で一番取り組みにくいのが「周期算」ではないでしょうか。

周期算とは
A,B,Cの文字を、あるきまりにしたがって、左から順に次のように40こならべました。
A,B,A,C,C,B,A,B,A,C,C,B,A,B,A,・・・・・
(1)最後の文字は、A,B,Cのでれですか。
(2)Bの文字は全部で何こありますか。
というような問題です。

この問題は、極端なことをいえば、全部書けば答えは導けます。(実際にやり始める子もいます!)
でも、40こなら書けるかもしれませんが、2020こなんて出てきたらとても無理ですよね。

ですねで、どんな決まりなのか、そしてそれを利用してどのように求めるのかを考えなければなりません。
無論、問題文に直接書かれていないことも考えなければいけません。
まさに論理的思考力を求められる問題なのですね。

この問題は周期(組)に注目して考えます。
40 ÷ 6 =6 ・・・ 4
全体 ÷ 1つの組の中のこ数 = 組の数 ・・・ あまったこ数
あまりが4こなので、A,B,A,Cで答えはC

出てくる数字を適当に組み合わせて式を作っても正しい答えは導けません。
慣れないうちは、上記のように式に言葉を添えながら、自分で説明できるようにノートに練習してみるとよいでしょう。

近年の入試では、大学入試のように途中過程を書かせる問題も出題されます。
日頃から、数式だけでなく、式の意味が分かるように言葉を添えながら解く練習をぜひ行ってみてください。

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