私立中学受験科ブログ

読解力重視の大学受験

こんにちは。

明倫ゼミナール私立中学受験科です。

1月31日(日)に明倫ゼミナール大学受験部による大学入試説明会がオンラインで行われました。

センター試験からの変更点や最近の大学入試の変化などについて説明がありました。


センター試験からの変更点では、

数学と英語を例に説明がありました。

数学ⅠAにおいては、

センター試験の時は問題文からどの単元からの出題かがすぐにわかったが、

共通テストではわからなくなっていること、

問題文が長くなっており情報処理能力がより必要になっていること、

答えを出すことが目的ではなく、

その過程が問われていることなどが変更点として説明しました。

英語に関しては、

大問6題構成は変わらないものの、

大問1の発音・アクセント、大問2の文法問題がなくなり、

大問6題すべてが読解問題となりました。

英文の難易度そのものはセンター試験と変わらず、

文章の内容はメールのやり取りや学校生活の一場面など、

受験生に取っての身近な内容になっていますが、

文章量が多く、資料も多く用いられているため、

試験時間内に全問取り組めて受験生は少ないと予想されます。

また、設問も英語になっています。

私立六年一貫校の先生は、

大学入試の指導も担当されます。

したがって、大学入試の考え方が私立中入試にも影響を与えることは、

十分考えられます。

実際に近年の私立中学入試の問題は国語に限らず「読解力」を重視した出題が増えていますよ。

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